モーリ先生は霊感のようなビジョンとオラクルカードで視る鑑定士です。

電話でコンタクトを取った日は、私が霊障を受けてダウンしてるい状態だったため、鑑定というより遠隔ヒーリングのような特殊な状況になりました。なぜならモーリ先生は、体に触れるセラピストをやっていたことがあり、様々な霊障を経験してきた方だったからです。

モーリ先生は私の声を聞くと
「今、私が電話を感じているビジョンは、体の腰から下半分が映ってないんです」
「だから私の両足にものすごい悪寒が走りっぱなし…こんなことは２度目かな」
と、私の体の状態を察知していました。

実はこのとき、私は下腹部の激痛により起き上がれなくなり、布団に寝込んだままの状態で電話をしていたのです。

そして「霊感がある同士、今日は一般の占いとは違う対応をさせてもらっていいでしょうか？」と提案をしてくれださり、と気遣いをしながら話を進めてくれました。

モーリ先生は30代半ばで一気に能力が開いた際、体が着いていかないために半年間寝込むほど酷い状態を経験し、一時は杖をついて歩く程だったそうです。

「モーブさんも体が慣れるまでに半年はかかると思いますよ」
「どんなに生まれもっての霊力があっても、それを意識して使い出す時って相当な負担が心にかかるんです」
「下手をすると本当に心が狂ってしまうんですよ。それを世の中では精神病にしてしまうんです。本当はそうじゃないんですけどね」

「あ、背中に悪寒が走った…なんか知らないけれど私のカラダが痛いんです」
「これは、そういう力をもらった人の共通の苦しみでもあります」
「モーブさんも普通の幸せを諦めなければならないこともあったはずです」
「それがこういう力を与えられた方の使命でもありますのでお辛いとは思います…」

そう言って、ご自身が経験してきた苦難と私の状態を重ね合わせ、電話越しに涙をこらえている様子でした。

そして電話終わりには、私に視えていた黒いオデキのようなものが薄れて、肩〜頭の大事な部分も少し軽くなり、電話初めより私の様子が明るくなったビジョンを伝えると共に、「今は人のために動く時期ではないので、まずは自分の体を守ってください」そう私を気遣ってくれるモーリ先生の優しさに心打たれた鑑定となりました。